バジル＝ザハロフ
武器商人。作中では、武器商人ミシェル＝トロンシャンの師匠？。マチルダが作中で「ミシェル＝トロンシャンはその後継者」。
補足：武器商人とは、武器を商品として各国に売りさばき、軍備を増強させる。いわば彼らは戦争をおこさせようと影で暗躍しているのである。実際、彼らが仕向けて戦争が起きた例はいくつかある。
| 年月日 |
年表 |
| 1849.10.6 | ギリシャで生まれる。名字は元はギリシャ名「ザハリアス」だった。が、ロシア領オデッサに住んでいたこともあり、ロシア風に改名して「ザハロフ」になったという。 |
| 幼年時代 | トルコのコンスタンチンノーブル（イスタンブール）で育つ |
| 青年時代 | 貿易商の叔父の仕事の手伝いをする。が、叔父の金を横領し逮捕され、裁判にかけられる。この仕事を手伝ったことが、後に役立つ。 |
| 1875 | ノンデルフェルト社のアテネ・エージェントになる。 |
| 1889 | マキシム社とノンデルフェルト社合併。マキシム・ノンデルフェルト社の誕生。 |
| ボーア戦争 | フランスの商会を通じて、マシンガンを売り込む。原住民の間では、マシンガンのこと「ポムポム砲」と呼ばれている。 |
| 第一次大戦前 | トルコにヴィッカース製兵器を売り込む。 |
| 第一次大戦 | 売り込んだ武器でトルコはイギリスとダールダネス海峡で交戦する。 |
| 一次大戦後 | イギリスから「サー」の称号を得る |
| 1936 | 死去 |
枢軸国指導者
アドルフ＝ヒトラー
中立国指導者
アンリ＝ギザン
若草一美